2022年に30系アルファードが生産停止になり、新型アルファードの情報が少しづつ話題に挙がっています。」今や高級ミニバンの顔にもなったアルファード、ヴェルファイヤ
トヨタディーラーに問い合わせてみると、「新型アルファードの予約をしたい」とお客様から問い合わせも出ている状態。実際ディーラーには新型がいつ生産されるか全く情報が入っておらず対応に困っているとの事。
現在出ている新型アルファードの情報
ボディーにはTNGAを採用 (GA-Kプラットフォーム)
GA-Kプラットフォームはラージモデルに採用されていて数々の高評価を獲得している
GA-kが採用されているトヨタ、レクサス車 GA-Kはエンジンを横置きにするプラットフォーム()内はホイールベース 現行アルファードのホイールベースは3000mm赤線は国内販売車
トヨタRAV4(2690mm)
トヨタ・ハリアー(2690mm)
レクサスNX(2690mm)
トヨタ・カムリ(2825mm)
TOYOTA HIGHLANDER(2850mm)
トヨタ・クラウン クロスオーバー(2850mm)
レクサスRX(2850mm)
TOYOTA AVALON(2870mm)
レクサスES(2870mm)
TOYOTA SIENNA(3070mm)
TNGAを採用する事により視認性も高まり 室内の居住空間も快適になる。
エンジンシステム刷新3.5Lエンジン→2.4Lターボエンジン
ベースグレードに採用されていた2.5Lエンジン(2AR-FE)はTNGA用に改良された2.5L(A25A-FKS北米トヨタ車に採用)を新搭載
直列4気筒2,500cc横置きDOHC16バルブ自然吸気ガソリンエンジンで、同じく2,500cc、直列4気筒DOHC16バルブガソリンエンジン2AR-FEの後継にあたるガソリン車用エンジン。
搭載車種A25A-FKS
・カムリ(北米向けのみ)
・RAV4(5代目)(北米向けのみ)
・アバロン (AWD) (北米向けのみ)
・レクサス ES250(AWD) (北米向けのみ)
・レクサス NX250(AAZA2#)
3.5Lエンジン(2GR-FKS)は新採用の2.4Lターボエンジンに変更(T24A-FTS)に変更
ガソリン車V6 3.5L自然吸気エンジン「2GR-FKS」は採用を取りやめ、レクサスNX350Fスポーツに採用しているTNGAシャシー用に改良された2.4Lターボエンジン「T24A-FTS」に変更。
非常に熱効率に優れたエンジン 直列4気筒の次世代エンジン 低排気量ながら非常に強力。
最高出力:279ps(275hp)
最大トルク:430Nm(317ft・lb)
又今回は 新型アルファードの上位グレードには AWD(4WD)も用意される見込みで走りにもかなりの期待が膨らむ 組み合わせるトランスミッションは8速AT。(Direct Shift-8AT)
ハイブリッド車には 2WDも採用か?? エンジンは2.5Lハイブリッドと2.4Lターボハイブリッド搭載の可能性も!?
ハイブリッド仕様のアルファードに関しては今回は2WDも用意される予定でこちらも2AR-FXEのハイブリッド専用エンジンを廃止し 進化した「A25A-FXS」直列4気筒2.5LのTNGA専用のハイブリッドエンジンを搭載します。当然E-fourも設定可能に!! E-AXLE (イーアクスル)を搭載する事によりリアモーターのトルクは1,3~1,4倍に上昇
※E-AXLE →電気自動車などに搭載するエンジン部分の機構 小型モーター
A25A-FXSの搭載車種
- カムリ(AXVH7#) – 横置き
- ダイハツ・アルティス(AXVH7#N) – 横置き
- クラウン(AZSH2#) – 縦置き
- レクサス・ES(AZXH1#) – 横置き
- RAV4(AXAH5#) – 横置き
- ハリアー(AXUH8#) – 横置き
- レクサス・NX350h(AAZH20・25)
- NX450h+(AAZH26)
更に最上級グレード エグゼクティブラウンジのハイブリッド仕様車に関しては 今秋発売された新型クラウン、発売予定のレクサスRX500h2.4Lのハイブリッドターボエンジン(デュアルブーストハイブリッドエンジン)を搭載する可能性もあり、もしアルファードに搭載する事が可能であれば走りにおいても、正に王者になりそうだ。
新型アルファードと旧型アルファード諸元 エンジン 比較表(ガソリン車)
新型ガソリン(2.5L)予想 | 旧型ガソリン(2.5L) | 新型2.4Lターボエンジン予想 | 旧型3.5Lガソリン | |
燃費 WLTCモード | 13.9Km/L | 10.8Km/L | 12.2Km/L | 9.9Km/L |
最高出力「ネット」KW(PS)/rpm | 148(201)/6600rpm | 134(182)/6000rpm | 205(279)/6000rpm | 221(301)/6000rpm |
最大トルク「ネット」N・m(kgf・m)rpm | 241(24.5)/4400rpm | 235(24.0)/4100rpm | 430(43.8)/1700~3600rpm | 361(36.8)/4600~4700rpm |
使用燃料 | 無鉛レギュラー | 無鉛レギュラー | 無鉛プレミアム | 無鉛プレミアム |
燃料タンク容量 | 75L | 75L | 75L | 75L |
新型アルファードと旧型アルファード諸元 エンジン 比較表(ハイブリッド車)
新型アルファードハイブリッド (2.5LNAエンジン)2WD | 新型アルファードハイブリッド (2.5LNAエンジン)E-four | (エグゼクティブグレード専用??)4WDのみ 2.4Lターボハイブリッド | 旧型アルファードハイブリッド (2.5LNAエンジン)E-fourのみ | |
燃費 WLTCモード | 21.2Km/L | 20.8Km/L | 15.0Km/L | 14.8Km/L |
エンジン最高出力「ネット」KW(PS)/rpm | 137(186)/6000rpm | 137(186)/6000rpm | 200(272)/6000rpm | 112(152)/5700rpm |
最大トルク「ネット」N・m(kgf・m)rpm | 221(22.5)/3600~5200rpm | 2WDと同様 | 460(46,9)/2000~3000rpm | 206(21,0)/4400~4800rpm |
フロントモーター出力Kw(PS) | モーター型式「3NM]88(119,6) | モーター型式「3NM」88(119,6) | モーター型式「1ZM]61(82.9) | モーター型式「2JM]105(143) |
フロントモーター最大トルクN・m(kgf・m) | 202(20,6) | 202(20,6) | 292(29,8) | 270(27,5) |
リヤモーター出力Kw(PS) | 無 | モーター型式「4NM」40(54,4) | モーター型式「1YM」59(80,2) | モーター型式「2FM」50(68) |
リヤモーター最大トルクN・m(kgf・m) | 無 | 121(12,3) | 169(17,2) | 139(14,2) |
使用燃料 | 無鉛レギュラー | 無鉛レギュラー | 無鉛プレミアム | 無鉛レギュラー |
燃料タンク容量 | 60L | 60L | 65L | 65L |
安全装備の進化 トヨタセーフティーセンスは第二世代に移行
旧型と新型比較
更に新型VOXYやNOAH 今秋発売の新型クラウンにも装備された新機能も搭載されます。
PDA(プロアクティブドライビングアシスト)
「歩行者の横断」「飛び出してくるかもしれない」など、運転の状況に応じたリスクの先読みを行うことで、危険に近づきすぎないよう運転操作をサポートし、さらに先行車や前方のカーブに対して減速操作をサポートし、頻繁な踏み替え操作を軽減することにより、一般道などのシーンでドライバーの運転サポートする機能。
歩行者/自転車運転者/駐車車両に対する操舵・減速支援
先行車に対する減速支援
カーブに対する減速支援
レーンチェンジアシスト[LCA]
高速道路や自動車専用道路(一部を除く)を走行中、レーントレーシングアシスト[LTA]が作動中にドライバーのウインカー操作を支援開始の合図として、レーンチェンジのための操舵、車線変更先車両監視の支援を行います。また、レーンチェンジ終了後に方向指示灯が自動消灯
緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付
操舵回避をサポート
歩行者、自転車運転者、自動二輪車、車両と衝突する可能性が高く、自車線内に回避するための十分なスペースがある場合で、ドライバーによる操舵がなくてもシステムが弱いブレーキをかけながら操舵を行い、車線内での衝突回避を支援。
フロントクロストラフィックアラート[FCTA]
フロントクロストラフィックアラート[FCTA]
交差点に進入する際など、左右から接近する車両を検知。車両が接近しているにもかかわらずドライバーが発進しようとした場合は、ブザーと表示で注意を促します。また、カラーヘッドアップディスプレイでは車両が近づいてくる方向をアニメーションで表示し、ドライバーが気づきやすい注意喚起を行う機能
又、新型アルファードには高速道路・自動車専用道路の走行時にナビゲーションで目的地を設定すると、ドライバー監視のもと、目的地に向かってインターチェンジの分岐まで運転をサポートするトヨタ チームメイトなども装備されます。
気になる発売時期は・・・・???
約8年ぶりにフルモデルチェンジすることになれば、多数のオーダーを受け、納期も長期化することが想定されます。更に現行型の納車待ちの時期を加味すれば 新型の発表は 2023年夏頃が濃厚
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